2006年 06月 15日
今日はESP:UKR.シェバにはなかなかボールが回ってこない様子でしたね.とりあえず,プヨル(カタルーニャ語読みです)のドリブル→敵のタックルをターンで躱す!(プヨルこんなにうまくなった!)→ワンツー→胸で落として→ルイス・ガルシアのゴール! という4点目だけでも,今日近所のバーでTVを見てきた甲斐がありました.「やれることはなんでもやるプジョール」(by倉敷保雄;カスティージャ語読みです). さて……. 建築界ではすでに話題でしょうが……. スポニチとか,共同通信→Yahoo!とかで既出ですが,当事者の一方はこちらのブログで,もう一方はこちらのHPです.ググれば多くのブログで取り上げられているのをご覧になれます.問題となった絵本はこちらで,このシリーズは各建築家(伊東豊雄とか妹島和世とか……)の名前で出版され続けている,住宅や空間への意識を高めることを一つの目的としたものです. ※今月号の『建築雑誌』の特集は日本建築学会の同誌と土木学会『土木学会誌』の共同企画による「子どもたちへのメッセージ」でした.松村秀一「編集後記」(p.032)は建築学会と土木学会の傾向を印象的に概括しています.曰く「土木のほうは,どちらかというと自分たちの世界に飛び込んできてほしいという気持ち」「建築のほうは,自分たちの暮らす環境を理解してほしい」.後者の特徴とこの絵本シリーズの共通性が目立ちます.どうも,土木より建築のほうがまだ余裕があるというか,何らかの活路を見出している感じがします.土木の方では「無駄遣い」批判が相当堪えているのかも知れません. 青木淳氏は今僕が楽しみにしている青森県立美術館の設計者ですし,卒業論文のテーマを考えるときには『住宅論──12のダイアローグ』(INAX出版,2000)に大きくインスパイアされました(内容についてはこちらのページがとりあえず便利です).この著書で青木氏は「本当の「つくる」主体は,そのどちら[「つくってもらいたい人」と「つくる人」]のなかにもない.その両方の外にある」と述べています(「あとがき」p.394).「何か大いなる流れに参画したという経験」について中谷礼仁氏も触れていますが,その言葉遣いは僕がちゃんと力を尽くした論文執筆の経験でも感じたことでした.建築設計では,確かにリーダーの名が前面に押し出され,スタッフの努力で図面や各種プラン,仕上が定められていくのに比べれば,前近代的な工房制とも近い慣行が一般的だといえます.問題は,ここに(自己の人格の一部とも言われるほど思い入れの強い)「キャラクター」が介在し,しかもその出力が絵本という「著作」だったことに端を発しているようです. 眠くなったので,とりあえず続きは保留です(どこか修正するかも).
by d_ama
| 2006-06-15 04:28
| books / studies
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