2006年 05月 22日
普通のひとに,自分の素性というか,自分の研究について話してみる. とりあえずさっさと一定の内容を伝えたいので,つい早口になってしまう.「東大文系院生が発言するときの特徴」(by遥洋子)をそのまま引き受けてしまっている.まあ,でも,何とか通じたのではないだろうか.ただし,自分が本当に言いたいことは結局口に出すには至らない.文学部なのに建築の研究をやっているというだけで,すでにニッチ産業なのだが,建築家の「思想」という存在自体が,なかなか認知されない.思想というとたいそうなものを思い浮かべる人が多いのだろうか.思想とは,たぶん誰にもあるもので,ただしそれを文脈化するには脈絡を分析していく眼とそれに応じた作業が必要.それを読み取ることが,結局日本の近代化の問題に結びついていく.
by d_ama
| 2006-05-22 03:18
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