2005年 11月 18日
今年のアカデミックな現場での発表は,少なくとも僕の専門に関する発表は,終わりました. 美学会全国大会のときに,しきりに「地味な活動に戻らなくては」と自分を引き締めていましたが,自然に引き締まるものですね.今日の発表は決してうまく行ったとは思えませんが,何に気を付けたらいいか,どんな枠組みで続けたいのか,など根本的な問題に,改めて気付かされたという点で,少なくとも発表している自分自身は面白かったです.時代のもっていた魅力とは別に,思想的な面白さをどう引き出すか(この点では,まったく準備不足だったとも言えるわけですが),その面白さから逆に時代のもっていた興味深い点にフォーカスできるか.課題はもちろん,消えてなくなることはないわけです. 専門を変える前に今日と同じ場で同じように突っ込みを受けて自分に失望していたときと比べると,突っ込みを受けることを待ち望んでいる自分のこの心理状態は何なのでしょうか.よく判りません.少なくとも,突然マゾになったというわけではないでしょう. 後は,来月上旬締め切りの学会誌投稿を滞りなく済ませれば,今年の大きな仕事は終わりですかね.あと,授業の発表が一本あるのと,未だに終わっていない某仕事が一本と,異業種交流会?みたいなところで自分の研究について話すのが一本.多少ゆったりできそうです.ぐうたらはできませんが.何より,ため込んでいる本を読めるというのがよいことです.
by d_ama
| 2005-11-18 23:37
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