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2007年 10月 18日
手とtête
今どき珍しく,手書きの書類に忙殺される.自分のHPを見ながら,その内容を手で書いていく作業.一度エクセルで送ったものを相手の書式に合わせて書き直す作業なので,多少かったるい.
並行して,文字起こし作業を進行中.相手の話すスピードを8割くらいに落としたものを聞きながら,漢字変換すらしないでひたすらかな文字を打っていく作業.変換するのは後で,疲れたときにやるのだが,EGBRIDGEが結構しっかり変換してくれるので,割と楽.
しかしひたすら打つ作業はどうしても疲れる.なぜか,右手ばかりが疲れる.変則的な指使いをしているからだろう.Gは左手人さし指,Tは左手中指,Bは右手人さし指.よってYも右手中指.Hは人さし指が多いみたい.多分僕は,人さし指が短い(もちろん薬指よりも短いが,それが決して普通ではないことを知ったのは最近.人さし指が薬指より短いと,どうなんだっけ).あるいは,ノートパソコンだから両手親指がトラックパッドに触れるのを避ける工夫を自然と行っているのだろうか.
遥か昔,卒論のときに感じたはずのことだったが,コンピュータで文章を入力するという作業は,コンピュータ作業の割に,意外と身体という障害を感じる.疲れると足がふらつくように,指がふらつく.手の疲労が頭に行くのだろうか,文が生成されにくくなる.言葉が浮かばない.もちろんそれは最初からかも知れないが.塾で授業中,言葉が浮かばなくてあさっての方を向いていると,よく生徒が笑っている.まあ,君たちもそのうち言語の困難に直面するだろうし,しなければ幸せに暮らしていけるさ.
よく研究室ではプリントアウトに時間がかかる,という話もある.でも15枚以上の長い文章の時は,プリントアウト中にシャワーを浴びたりしているので,あまりストレスフルではない.ちなみにこの「枚」は原稿用紙換算ではない(よく出版社の人が原稿用紙換算でものをしゃべるが,僕は一々その数字に400をかけて理解している.少しだけ発話が遅れるが,何とかカヴァ.元号が出てくると一々西暦に直して理解しているのと同じ).

by d_ama | 2007-10-18 14:37 | miscellaneous

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