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2006年 06月 11日
高尾山 à nouveau
野外(実際には屋根がちゃんとありましたが)でビールを飲むのがこんなに美味しいとは,と久々に思いました.つまり,久々の野外遊び.高尾山に登って汗をかいた後に,ビールを流し込んだ訳です(ビアガーデンの存在は知っていましたが,入ったのは初めてです).たぶん,夜になって夜景を楽しむよりも,日の昇っているうちに北方(奥秩父)の稜線をめでる方が,野外での飲酒にはよく似合うでしょう.
高尾には何度も登っていますが,ケーブルカーはかなり久しぶりでした(小学生以来?).新鮮です.ふと原理を考えてみたら,かならず2台の車両がケーブルの両端にくっついていないといけないのですね(滑車の原理).レールは基本的に単線で,真ん中ですれ違うところだけ複線になっています.けっこう原始的な手段で,ケーブル同士や線路の接触を防止していました.エレヴェータも同じ原理ですが,エレヴェータの箱のもう一方は鉄の重りです.エレヴェータと鉄の重りとは,ケーブルカーと異なりレールを共用していないので,衝突の危険はないし,ケーブルカーのような解決手段も不要です.
函館山の山頂に展望台があって,上から順に屋上・イタリアンレストラン・カフェ・ロープウェイ駅が積層されています.函館の夜景がもし「世界一」だとすれば,それは函館山と亀田山地との間をつなぐ巨大な砂州のような地形(その上に函館市街が乗っかっているのですが)の形状が,通常の夜景とは違う個性を与えているからでしょう.僕が函館山に行ったときはまだ寒かったので,野外でビールという雰囲気ではなく,どちらかといえばホットワインの方がよかったでしょう(置いていなかったけど).

by d_ama | 2006-06-11 16:59 | cities/architecture

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