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2006年 06月 02日
そういえば見ました
──どれくらい有名なのか分かりませんが,ザ・グレート・サスケが,例の「岩手県章入りマスク」を被って「スーパー白鳥」(八戸から函館まで走る特急電車です)に乗っているのを見ました.一旦は僕の乗っている指定席車に入ってきて座っていたのですが,途中で席を立ってそれっきり.指定席であることに気付かなかったのか,禁煙車を指定して失敗したと思ったのか(そもそもタバコを吸うのかどうかは知りませんが).
隣の席に座っていた親子連れの,女の子がぽかーんと彼を眺めていたのが面白かったです.僕も,人前では本当にマスクを付けっぱなしなんだなあ,と思いました(マスクをつけていない彼を誰も識別できないという罠はあるにせよ).マスクは何枚持っているんだろう.1日1枚取り換えてるのかな.肌に直接触れるという点では,下着と同じ位置づけですもんね(普通の下着よりも油がにじむ部位だし).

このような,イヴェントじゃないときに(ジャスコの有名人イヴェントとか選挙活動とかは省きます)「有名人を見た」体験で記憶に残っているのは,青森空港にいたとんねるず(今でもこの名称は有効なのかな),御茶ノ水橋でくすぶっていた城島茂(表記合ってるかな? 野球選手じゃないジャニーズの城島です),永福町と松原の間の井の頭通り沿い(今やすっかり眺めが変わっちゃいました)で《高校教師》の撮影をしていた真田広之くらいです.
有名人なのか自分の知人なのかも分からないまま,道端ですれ違った人を「誰かに似ているけど誰か分からない」と思ってしまうことも多いです.この前本郷ですれ違って「誰だったかな」と思ったおじさんは,何のこともない,大学の総長でした(総長って名称,暴走族みたいですね.複数の「大学」が連合して成立した歴史的経緯の反映でしょうが).有名人でも知人でもなかったですね.
「誰だっけ」と思う体験が一番多いのは,実は現代美術の展覧会です.観客に似たような層が集まっているためいつか見た気になってしまうか,そもそも同一人物との遭遇確率が高いくらいに現代美術の展示に来る人が限られているか,いずれかです(帰結される現代美術の客層についての推論は,両者とも同じですが).

by d_ama | 2006-06-02 01:39 | miscellaneous

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