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2016年 11月 07日
僕だってやりかねない
TDWにも行ったしあの作品も見たし中で子供遊ばせて僕も付いて行ったんだ。鉋屑の香りがいいなんて呑気なことも口にした。まだ日が照ってる時間だったからか、照明については覚えてない、ということは僕は危険を察知できなかったんだ。
子の親としても、そういう場に学生を送り込める、さらには運営側にまわりうる立場としても、いかに他大学とはいえ通りがかった客としても、頭に刻み込んでおかなければならない。文書いてるだけの専門とはいえ、それなりに失敗はあった。他山の石というほど突き放すこともできなくて、自分の山を降りたら河原の中洲に落ちていた感じ。ひたすら痛ましい。
動画を撮るより他にない、火がある程度収まるまでいくばくも手出しできない場の無力感、その場を生み出した人員体制、崩された製作物の跡に残された犠牲者とおそらくしばらくはものを作れなくなるだろう関係者たち。犠牲者の御霊の安寧をお祈り申し上げる。

ただ長期的な話でいえば、学生が力を試せる場が縮小しないよう、新たな体制を期待したい。数年かかるかもしれない。文芸大のグランプリ獲得が霞んでしまったのもさすがに少しは気にかかるが、僕のできることはウチの学生達と総括していくことだろう。彼らにも衝撃は大きいはず。


by d_ama | 2016-11-07 00:26 | institutions

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